雷害について

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恐ろしい雷害について考える

『落雷により建物の通信設備に電圧異常を起こす「誘導雷」の被害額が年間1000億円に上っていることが、気象庁の委託を受けた民間研究所の調査で分かった。』

『雷被害については、電気学会が損害保険の支払われた額から、1000億~2000億円と試算している。さらに、地球温暖化の影響で雷の発生日数が増え激しさも増した。一般家庭にもコンピューターのネットワークシステムが普及しており、雷被害は拡大する恐れがあるという。』

(上記は、MSN『毎日新聞 2007年6月27日 15時00分』掲載より抜粋)

■雷サージとは?

落雷(雷撃)によって電気回路で発生する異常過電圧(サージ)のことです。
建物の内部に進入した雷サージは電気製品などを一瞬で破壊します。

■雷サージの種類

直撃雷と誘導雷の2種類があります。誘導雷での被害が多いようです。

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直撃雷…会社や家屋の電線や電柱に直接雷が落ちて発生します。この時の放電電流は数十kA~数百kAとも言われ、火災のきっかけとなる程の破壊力があり、事前に防護することは困難。

誘導雷…雷を感じなくても、雷雲があれば発生する可能性が高い。直接落雷していない送電線や電話線などに、瞬間で五百~千A程の大きな電流が発生し、電線や電話線などを伝わって建物の中に進入します。これにより電子機器の故障や破壊、場合によっては感電による人身事故も起きています。雷対策としては市販の雷防護機器などの導入・設置する方法があります。

パソコン・テレビ・エアコンなどの家電製品や通信機器は、雷に対して無防備だと言われています。
まして高度情報化社会では、雷による被害が増加しているとの報告もあり、雨量の多い時期は特に警戒しなければなりません。

将来的には気候変動による雷発生の増加も懸念されますので、雷害対策については、会社でも家庭でも、再度見直しを図る必要があります。
また日頃から電気設備の点検を怠らないようにするのも、リスクを回避する上では重要なことであると言えるでしょう。

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